日本の暴露ウイルスは世界的に見て特殊

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/12/18424.html

マカフィーは12日、同社のセキュリティ研究組織「McAfee Avert Labs」が2月19日に公開を予定している年次研究報告書「Sage Vol.3」の内容に関する説明会を開催した。
(中略)
Marcus氏は、世界的なマルウェアの傾向としては、検知される亜種の数がさらに激増しており、2007年だけでも135,885以上のマルウェアを確認し、1日に5万以上のサンプルを解析しているが、この傾向が2008年も続くと説明。2008年末には、1日に750種以上の新しいマルウェアが登場することになるだろうとの予測を語った。
(中略)
一方、日本における脅威としては、ファイル共有ソフトWinny」のユーザーを狙ったマルウェアの流行が、世界的に見ても特徴的なものだと説明。プライバシー情報の暴露や、感染者を嘲笑うかのようなメッセージの表示、ファイルの破壊といった挙動を示すマルウェアの流行は他国にはあまり例が無いと語った。また、ワープロソフト「一太郎」を狙ったマルウェアなど、主に日本だけをターゲットにした攻撃も多数確認されており、世界的にも各国でマルウェアの流行に局地化の傾向が見られるとした。