女性のセックス、より自由に

http://mainichi.jp/life/love/news/20080311org00m100012000c.html毎日jp

国営放送のフランス2は、「性行動に関する男女差がなくなった」と伝え、街角のインタビューを流して、セックスに関する女性の自由な言動を紹介していた。「恥ずかしい話題じゃないわね」「挑発的な下着や服を着て、ナンパすることもある」。調査結果によると、「パートナーは生涯1人」と貞節を守る女性は、1970年は68%だったのに対し、1992年は43%、今回は34%に減っている。


今週出版予定の「フランス人の性行動調査」 では、何人のパートナーと肉体関係をもったか。男性は平均11人、女性は4人と答えている。調査をまとめたInsermのナタリー・バジョズさんは、「男性は全ての関係を覚えているのに対し、女性は印象に残った相手やセックスしか覚えていない」とテレビで解説していた。確かに、友人たちに聞くと「一晩の快楽は数に入れない」「記憶に残っていないオトコが結構いる」と言う。肉体関係を持ったあと、記憶の彼方に置き去りにされているオトコたちが多いようだ。

自由な性生活を楽しむフランス人女性たちだが、性行為の頻度は、前回、前々回の調査と変わらず、月に平均8.7回。ただし、50歳以上の女性は、更年期障害などをものともせず活発な性生活を送っていて、月に平均7.3回、9割の女性がセックスをしている。