携帯フィルタリングに事業者から不満続出

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/22/news123.html

昨年末に増田寛也総務相の要請を受け、携帯電話PHS事業者は昨年末から今年にかけ、未成年者へのフィルタリングサービス原則導入を相次いで発表した。親権者が「フィルタリング不要」とキャリアに申し出ない限り、未成年者の携帯電話からはアダルトコンテンツや自殺希望者を募るサイト、コミュニティーサイト、掲示板などにアクセスできなくなる見込みだ。

これに対して

コンテンツ事業者は「青少年ネットの危険から守るために、フィルタリングは必要」と総論では同意しつつも、「健全な運営を努力しているサイトも、そうでないサイトも一律でアクセス不能になる」と不満を募らせている。

業者にしてみれば、
「当社のコンテンツは健全です!」
といいたいのだろうが、第三者から見れば、そうではないケースは多いと思う。

政府は臭そうな部分全てに蓋をする法律作ってしまえば、消費者の要望はこたえたことになるかもしれない。
ニュースサイトを毎日検索するだけでも多くの事件が起きているのも健全化していない証拠だしね。

自社サービスは出会い系じゃないって言い張ったところで、出会いのある場所は全て出会い系とみてもおかしくない。
もちろん、この際は悪い意味ではなく、出会うためのサービスを出会い系とする。

まあ、自社サービスだけ健全化を図っても業界全体やネット全体の健全化に努力しないとね。
フィルタリングもいいけど、悪質業者潰しも忘れずしておいて欲しいですね。