SNSよりブログやQ&Aコミュニティが人気

http://japan.cnet.com/research/column/insight/per/story/0,2000091177,20369441,00.htm

シニア層にコミュニティーサイトの利用経験について聞いたところ、28.8%が「現在利用している」と回答、「過去に利用したことがある」を含めると、35.2%と3割以上が利用経験者であった。利用経験者のうち、どのようなコミュニティーサイトを利用しているか聞いたところ、「ブログ(68.4%)」が圧倒的に多く、若年層のブログ利用率64.0%を超えた結果となり、シニア層にとって、最も身近なCGMサイトであることがわかった。

若年層ではSNSがブログに次いで多かったが、シニア層では「Q&Aコミュニティー(30.3%)」が多く、SNSは若年層の比率と比べると少ない結果となった。

実際にどのような機能が利用されているのか。利用した経験のある機能について聞いたところ、シニア層で過半数が利用している機能は「閲覧(75.9%)」「投稿・書き込み(65.8%)」に留まり、その他の機能については、若年層と比較すると半分程度の利用経験率であったことから、シニア層にとっては、多くの機能が備わったサイトよりシンプルな機能のコサイトの方が利用しやすいことがうかがえる。

コミュニティーサイトでは主にどのような話が交わされているのだろうか。よく話題にする分野を聞いたところ、シニア層では、「趣味(37.3%)」が最も多く、次いで「旅行(14.5%)」「健康(14.0%)」が多い結果となった。また、リアルコミュニケーションで多く話題にしている分野を比較したところ、普段の会話では、「健康(36.0%)」「旅行(18.6%)」「趣味(18.0%)」の順に多く、健康と趣味が入れ替わっており、周囲の人とサイト上のコミュニティーで選ぶ話題が異なる傾向が見られた。